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本日の夢
今日の夢・・・


私はよくわからない水辺に立っていた。


よく見ると水没した町のようである。


私はゆっくりと水に体を浸す。


そして恐る恐る泳ぎだした。


そこであることに気が付いた。


一人の女性を抱きかかえた形で泳いでいるのだ。


髪は少し茶がかっている、肌はきれいな白。まるでジブリのヒロインを思わせるような少しおてんばな感じのかわいらしい子であった。ボーダー柄のシャツがよく似合っていた。



少し泳いで周りを見ると芸人のワッキーのような下品な雰囲気のある男性が目の前を泳いでいる。


その男性も女性を抱きながら泳いでいた。


ただ、その女性は金髪で胸が大きくどこか娼婦のような感じであり、そのワッキーのような男性に胸を揉まれていた。


私はそれを見て「このような形で泳ぐのは自然なのだな」と納得して泳ぎだす。


シュノーケルや潜水具をつけているわけでもないのにすいすい泳ぐことができる。


「この子を守らなければ」


なぜかそう強く感じ、泳ぎ始める。


周りに無数の魚が泳いでいる。


ジンベエザメも見た。


後ろや私の死角を女の子が見てくれており、様々な指示をしてくれる。


「サメから逃れるために小魚の中を通れ」など。


なるほど、その発想はなかったと思いつつ指示を受け入れる。


私はそこでつぶやく。



「君とならどこにでもいけそうな気がする。臭い台詞だけど」



「私は貴方。貴方は私よ。わかってなかったの?」


彼女はクスッと笑った。


気が付くと私は自分の部屋にいた。


こんなにも夢と現実の境目が曖昧なのは始めてだ。



もしかしたらあの子は私のアニマのようなものだったのか?


あのワッキーのような男性と金髪の女性も2人で1つだったってことか?


男性のシャドウ、つまり私が成長過程で失ったものは女性として形作られ私の前に現れたのか?


ならば私の死角を見てくれていた理由もわかる。


妙に恋しい気分になったのもわかる。



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