禁・流

を見せていただいてるなぁと思う。

私はね、どちらかというとあんまり人との付き合いがないタイプだったんですよ。
20人よりも6人と親交を深める感じの付き合い方でした。
それゆえ自分の想定外の人物との付き合いってほとんどなかったんですよね。
それこそ友人なんて自分とどこか共通項のある人間のみ・・・って感じです。
あとは適当にあしらって終わり、みたいな生き方をしてました。

でも今のバイトでは自分が普段なら交わることのない人たちと交わる機会が与えられている気がします。

高卒で昼間はバイト、夜はコックとして働くコック見習いの青年
30過ぎの水商売の女性
肉体労働一本で食べてきた50過ぎの男性
旦那に不満を持ち、毒を吐く女性

多分、私が順当に就職が決まり、働いていればまず出会うことがなかったであろう人達。
その人の生き様とか聞いてると中々面白く、勉強になることも多い。
「お前は大学では千の書物と向き合った。今度は同じだけ人と向き合いなさい」と言われている気分です。

人間というのは中々面白いものだなぁと思うようになったのも自分の中で大きな変化だなと思います。

今までは人間観察とか偉そうなことを言いながらその人の表面しか見てなかったり、心理学や社会学の傾向に当てはめて知ったかぶりをして大げさに語ってただけだもんな。
そんなの人を知るなんて言えんよね。


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あぁなんと刷り込みの多い社会なのだろうと思うことが多い今日のこの頃。